銀行でお金を借りるメリット・デメリット
低金利で信頼度が高いことが実証済みですから、たいていの人が初めは銀行での借り入れを検討するのではないでしょうか?
しかし、一口に銀行借入といっても販売されている金融商品やその融資方法は多岐に渡ります。
ですから、借入ニーズに合った融資方法は何かを自ら見極める必要があるでしょう。
銀行でお金を借りる時の審査、融資条件や銀行でお金を借りるメリット、デメリットについてわかりやすく解説しています。#お金がない #カードローン #キャッシングhttps://t.co/kjzXcgq1kG
— 銭ラボ@お金を借りるラボ (@okanekarirulob) October 21, 2019
銀行でお金を借りるにはどんな方法や種類があるのか
銀行でお金を借りるというと、事業主や企業が融資を受けるという印象が強いかもしれません。
以下に個人がお金を借りる場合を目的別にいくつか紹介していきましょう。
住宅ローン
住宅金融公庫からお金を借りてマイホームを建てる方が多い時代がありましたが、今では金融緩和対策などが理由となり、銀行の住宅ローンが主流になりました。
固定金利選択型もしくは変動金利型から、ライフスタイルに合った方を選んでローンを組んでいきます。
教育ローン
お子さんの教育に必要になるお金を借りることが出来るローンです。
教育ローンを借りるには義務教育以上の学校、専門学校、私立の小学校・中学校という条件があります。
入学金や授業料などまとまったお金が必要なときに申し込みます。
マイカーローン
マイカーを購入する際に申し込むローンです。
銀行のマイカーローンは少々審査が厳しいと言われていますが、審査もせずにディーラー側のマイカーローンで借りるのはもったいないです。
低金利を考えた場合は銀行のマイカーローンのほうがお得です。
まず最初に銀行のマイカーローンでお金を借りられないか調べてみましょう。
フリーローン・カードローン
フリーローンやカードローンとは、金融機関から無担保による借り入れ・分割による返済を行うタイプのローンです。
カードローン会社の審査を通過すると発行されるローン用のカードが名前の由来となっています。
この他にも銀行によって色んな種類を用意している場合がありますので、お金を借りたい銀行に問い合わせたり、ウェブサイトを参考にして詳細を確認してみましょう。
【銀行でお金を借りる】銀行系の金融商品の特徴とは
銀行でお金を借りるといっても、特徴は大きく分けて二つあります。
- 使い道がはっきりしている
⇒住宅ローン・教育ローン・マイカーローンetc.. - 使い道がはっきりしていない
⇒フリーローン(カードローン)
目的がハッキリしている場合は、その目的に合ったローンを組みます。
例えば家を買うなら住宅ローン、お子さんの教育資金の足しにするなら教育ローンという感じです。
目的がない場合はフリーローンになりますが、これはそのお金を何に使うか目的がハッキリしていない場合に組むローンです。
目的ローンの場合は、その目的にお金を使うことが条件になりますが、フリーローンは目的がないので、何に使ってもいいのです。海外旅行に行く資金にしたり、生活費の足しにしたりなど使い道は自由です。
銀行カードローンの特徴は、このように使用目的があるかないかで変わります。
銀行からお金を借りることが出来る人の条件
銀行でお金を借りることができる人は、基本的には以下の通りです。
- 原則として安定した収入がある人(申込者御本人に収入がなくても一定条件をクリアすることで借入可能な場合もあります)
- 年齢が満20歳~65歳未満であること(69歳未満の場合もあり)
- 日本国内に居住していること
また、カードローンの場合には、担保不要(無担保)保証人不要ですが、その分で保証会社の保証を受けられる人といった条件が加わります。
銀行からお金を借りる時の審査に必要なものはたったふたつ
銀行でお金を借りるとき、審査を受ける必要があります。
その際に以下のふたつの書類が必要になるので、しっかりチェックして準備おきましょう。
銀行でお金を借りるには本人確認用書類は必須
こちらは銀行でお金を借りる時に必須な必要書類です。
ただし、口座を持っている場合は免除されることがあります。具体的には、運転免許証やパスポートなどが利用できます。
銀行でお金を借りるには収入証明書が必要な場合もある
収入証明書は各銀行の規定の金額以上を借入したい場合、必須となる書類です。
また、審査内容によっては既定の額に満たない場合でも、収入証明書を求められる可能性があります。具体的には、源泉徴収票、確定申告書、所得証明書などが利用できます。
銀行からお金をかりる場合の金利や返済について
銀行から借りたお金を返済する場合、基本的に利息を支払う必要があります。
ただ、この利息は銀行の場合かなり少額で済むケースが多いです。
というのも、利息は「金利」という割合で計算されるのですが、銀行の金利はとても低いことが多いです。
具体的には、消費者金融の金利は4.0~18.0%ほどが一般的なのに対し、銀行カードローンでは3.0~14.0%ほどが一般的です。
各銀行でお金を借りる方法・審査条件・金利情報
カードローンを利用して、銀行でお金を借りる方法、審査条件、金利情報について、代表的な銀行を元に一覧にまとめました。
比較することで、各行の特色強みが見えてくるかと思います。
申込は来店不要、インターネット・スマホから24時間申込OKであることは共通していますが、貸出金利や審査時間などに若干の差があります。
銀行系カードローン一例
三菱UFJ銀行カードローン | オリックス銀行カードローン | みずほ銀行カードローン | |
---|---|---|---|
実質年利 | 1.8%~14.6% | 1.7%~17.8% | 年2.0%~14.0% ※ |
借入限度額 | 10万円~500万円 | 最高800万円 | 10万円~800万円 |
提携コンビニATM利用手数料 | 0円 | 0円 | 0円 |
特徴 | 銀行に口座がなくても借入OK | 業界トップクラスの低金利 | 借入限度額が大きい |
銀行でお金を借りるメリット・デメリット
- 金利が低く、利息が安い
- 口座を持っている銀行の場合、キャッシュカードでお金を借りられることがある
- もし電話などの連絡があっても銀行名なので、家族や会社にバレにくい
- 銀行なので、とにかく安心感がある
このように、銀行でお金を借りるメリットは、「安くバレずに融資が受けられること」です。
とくに、口座を持っている銀行のカードローンを選べば、今のキャッシュカードでATMからお金を借りられるようになる事が多い為、銀行からお金を借りていることがバレにくいケースもあります。
一方で、銀行でお金を借りるデメリットもあることも覚えておいてくださいね。
- 審査が厳しめ
- 口座を持っていない銀行の場合、お金を借りるまでに数週間もかかることがある
銀行は低金利で借りられる分、審査が厳しい傾向があります。
また、口座を持っていない銀行のカードローンを利用する場合、口座開設から行う必要があるケースも多く、場合によっては数週間かかってしまうことがあるので注意しましょう。
銀行系のフリーローンは多重債務問題で審査通過しにくくなった
- 生活費が足りない
- 急な出費で急ぎでお金が必要
などお金に困っている時のキャッシングとして、総量規制外の銀行カードローンで借り入れを検討する人が多いと思われます。
しかし最近の銀行のカードローンは、過剰貸付の問題により融資額を年収の3分の1までに制限している+即日融資不可な所が多くなっています。
- 銀行カードローン(フリーローン) 貸付限度額を年収の2分の1まで→年収の3分の1までに自主規制中
- 大手消費者金融・中小消費者金融 総量規制の例外として証書貸付による年収の3分の1以上借り入れが可能
なぜ今こうなってしまったのかというと、大きな額を借りられる総量規制外の銀行カードローンに対して、国会や法曹界で"銀行は多重債務問題を助長しているとの批判"が強くなり、大手銀行や地方銀行が融資の抑制をはじたのです。
現在のマイナス金利下でも融資は続き、貸金業法が及ばないことで自粛も制限もない融資が危険視されている問題です。
その為、銀行カードローンは2018年1月から警視庁のデータベースでも照会し、審査に時間をかけるので即日融資を停止しています。
これまでの保証会社の審査もあるため、申し込みから実際に融資が行われるまでには2週間ほどかかるものと見込まれています。
ですから
- 目的や使い道がはっきりしているなら銀行でお金を借りる
- 生活費などの急な出費でお金を借りる必要がある時は消費者金融
と、覚えておくと良いでしょう。
銀行でお金を借りるよりも消費者金融がオススメの4つの理由
- 即日融資で借りられない銀行カードローンがほとんど
- 銀行は勤続年数が一定水準以上を求める
- 低金利だが審査が厳しく年収500万円を求められる場合も
- 収入証明書などの書類提出を求められる
このように銀行カードローンは安心だからと、知らずに変に申し込むと「今すぐお金を借りられなくて失敗した」という声を聴くことも少なくはありません。
ですから、必ず消費者金融と銀行カードローンのメリット・デメリットの両方をよく理解した上で申し込むようにしましょう。
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