キャッシングの審査に落ちたら?【否決された人の原因と打開策】
キャッシング審査に落ちた・・・なぜ?
銀行や消費者金融など、申込みをした人全員がキャッシング審査に通るわけではありません。
残念ながら一定数は審査に落ちる人もでてきます。
ですが、カードローンやキャッシング審査に落ちたとしても、その理由を銀行や消費者金融が明らかにすることはありません。
キャッシングの審査に落ちた原因についてわかりやすく説明しています。キャッシングで否決された場合はどうすべきか?原因と対策についてみていきましょう。#お金がない #カードローン #キャッシングhttps://t.co/PlcryL2eS2
— 銭ラボ@お金を借りるラボ (@okanekarirulob) November 5, 2019
消費者金融の融資でお金を借りられるのは「返済能力」がある人だけ
キャッシングの公式ホームページ「新規お申し込みフォーム」には、下記の注意事項の記載があります。
- 未成年及び66歳以上の方はご契約出来ません。
- 健康保険未加入の方はご契約出来ません。
- 無職の方はご契約出来ません。
- 現在、他社のご返済が遅れている方はご契約出来ません。
- 自営業者の方で確定申告等年収証明が提出できない方はご契約出来ません。
キャッシングの審査に落ちた原因①年齢制限
キャッシングにはそれぞれの会社で年齢制限があります。その為、未成年の人や、66歳以上もしくは70歳以上の人はキャッシングに申し込みできません。
未成年の人は仕方がないのですが、65歳以上の人は、70歳まで利用できる消費者金融に日を改めて相談してみましょう。
キャッシングの審査に落ちた原因②安定した収入がない
キャッシングの審査では、年収の高さよりも安定した収入があるかどうかを重視し審査を行っています。
いくら年収が平均以上だったとしても、収入が入るペースが不規則だったとしたら、それは収入が安定しているとは言えません。
アルバイトの収入だったとしても、毎月定期的に途切れない収入が、キャッシング審査に有利になると言えます。
キャッシングの審査に落ちた原因③無職
キャッシングに限らず、どこの消費者金融でも安定した収入があることが申し込みの条件となっています。
したがって、無職の人が審査に通ることはまずありません。
また、転職してすぐでも審査が通らない可能性があります、その際には時間をあけると良いでしょう。[/su_note]
キャッシングの審査に落ちた原因④他社の返済が遅れている
不利な情報を隠そうとしても金融機関の間で情報共有ができているので、隠し通すことは無理です。
キャッシングに限らず、他の消費者金融で審査に通過するためには、まずは返済が遅れている状態を解消してから申し込みをする必要があります。
キャッシングの審査に落ちた原因⑤確定申告をしていない自営業者
自営業者の人は収入を証明する書類の提出が必要となりますが、キャッシングの審査に落ちた原因はここにあるかもしれません。
一般的には確定申告書の控えを利用しますが、確定申告をしていない場合は収入を証明する手段がないので審査に通る可能性が低くなります。
その他の原因で考えられるキャッシング否決の原因
その他の原因で考えられるキャッシング否決の原因として、なかでも特筆すべきは勤続年数です。
安定収入とは決まった金額を継続して得ていることを意味しています。そのため収入が途切れていたり上下していたりする場合は、安定収入と見なされない=審査に落ちた可能性が高いです。
勤続年数が短い
消費者金融の審査では、意外なことに年収の額よりも勤続年数の長さが重要視されます。
そのため勤務をはじめてから1年程度がたってからでないと一般的な消費者金融での審査には通りづらくなっています。
キャッシングの場合でも最低半年くらいの勤続年数がないと審査に通るのは厳しいと言われています。
過去に他社への返済で著しい延滞があった
多くのキャッシング会社が利用している指定信用情報機関(JICC)では、利用者が延滞した場合に「延滞情報」を事故情報として登録します。
登録された事故情報は延滞が解消された後も1年間は抹消されません。
この個人信用情報機関に事故情報が登録されることを俗に「ブラックリストに載る」と呼んだりします。
事故情報が登録されている間は、どこの消費者金融や銀行カードローンでも新規の借入契約を結ぶのは難しいのが現状です。
ここでの延滞は消費者金融への返済だけではなく、
- 携帯電話・スマートフォンの本体代金の分割払い
- テレビショッピングなどで商品を分割払いで購入した場合
- 銀行からの借入
- クレジットカードの支払い
- 奨学金の返済
なども対象となるので注意が必要です。
キャッシングで審査落ちした場合の打開策
万が一どこかのキャッシング会社で否決した場合、再び同じところに申し込みをしても否決します。
そのため、申し込みをするなら銀行⇒大手消費者金融⇒中小消費者金融とランクを下げていった方が良いでしょう。
銀行カードローンは多重債務問題で審査通過しにくくなった
- 生活費が足りない
- 急な出費で急ぎでお金が必要
などお金に困っている時のキャッシングとして、総量規制外の銀行カードローンで借り入れを検討する人が多いと思われます。
しかし最近の銀行のカードローンは、過剰貸付の問題により融資額を年収の3分の1までに制限している+即日融資不可な所が多くなっています。
- 銀行カードローン(フリーローン) 貸付限度額を年収の2分の1まで→年収の3分の1までに自主規制中
- 大手消費者金融・中小消費者金融 総量規制の例外として証書貸付による年収の3分の1以上借り入れが可能
なぜ今こうなってしまったのかというと、大きな額を借りられる総量規制外の銀行カードローンに対して、国会や法曹界で"銀行は多重債務問題を助長しているとの批判"が強くなり、大手銀行や地方銀行が融資の抑制をはじたのです。
その為、銀行カードローンは2018年1月から警視庁のデータベースでも照会し、審査に時間をかけるので即日融資を停止しています。
審査に落ちた場合でも他社のキャッシングなら通るかも
大手消費者金融1社に落ちた=大手消費者金融はどこもお金を借りれない訳ではありません。
それぞれの金融機関によって審査基準というものが異なります。
大手消費者金融でお金を借りる可能性のある人
- 借入件数が3件以内
- 借入総額が年収の1/3以内
- 借入総額と借入希望額の合計が年収の1/3以内
上記の条件を満たす人であれば、他社借入があっても大手消費者金融で借りられる可能性があります。
中小消費者金融を選んだ方がいい人
以下の条件に該当する人は中小消費者金融を選んだ方がいいかもしれません。
- 大手の消費者金融で債務整理を行ったコトがある
- 大手の2社以上の消費者金融の審査に落ちた
- 保証人をつけて融資に対応している
- 少額の融資希望である
- すでに3社以上大手や銀行から融資を受けている
- 個人向け融資の残債が年収の1/3以下である
ですから、中堅消費者金融のキャッシングは大手消費者金融で否決した人の受け皿となってはいますが、誰もが審査に受かるとは限りません。
まずはキャッシングで否決した理由を確認して、その上で改善ができるのであれば、他の中堅消費者への申し込みを検討してみてはいかがでしょうか。
総量規制に引っ掛かる限りキャッシングの審査には落ちる
正規の消費者金融は、法律で年収の1/3を超えるお金を借りることは出来ないと決まっています。
年収が300万円の人だったら100万円までが限度額となっており、全ての消費者金融を合わせて100万円までしか借りられません。
過度な借入れから消費者の皆さまを守るために、年収などを基準に、その3分の1を超える貸付けが原則禁止されています(総量規制)。
引用:貸金業法について
現在すでに3分の1借り入れていた時点で、次回の消費者金融に審査申し込みを行っても審査に落ちてしまいます。多少無理しても、他社借入件数、他社借入金額を減らした状態で申し込むのをおすすめします。
キャッシングの審査に落ちた人は信用情報を開示してみよう
キャッシングの審査に落ちた人でまたカードローンの審査に落ちるかもと不安な人は信用情報を開示してみましょう。
例えば返済遅延の情報は5年間が経過すれば信用情報から消えますし、債務整理の記録も自己破産は10年残りますが、任意整理などの情報なら返済遅延と同じく5年間待てばその情報は消えます。
ですから信用情報が原因で審査に通らないと感じている方は、一度自分の信用情報をCICやJICCで開示してみることをおすすめします。