サンクスダイレクトで否決された人の傾向と緊急の対策法
サンクスダイレクトで審査落ちした人の傾向とは
「どうしてサンクスダイレクトの審査に落ちたんだろう」
消費者金融は否決の理由を正式に公開しません。
消費者金融のサンクスも例外なく否決の理由を教えてくれないので、否決した人は「落ちた理由を知りたい」と感じているでしょう。
株式会社サンクスが提供している3つのサービス
サンクスダイレクトは福岡県福岡市博多区に拠点を構える中小消費者金融です。
提供する商品は3つあり、使用用途が自由の一般的なフリーローンと他社からの借り換え専用おまとめローンや不動産を担保に借入が出来るローンがあります。
サンクスダイレクト自体、大手消費者金融のアコムやプロミス、アイフルと比較すると知名度はありませんが、ネット申し込みができて審査も最短15分と使い勝手はそれほど劣りません。
フリーローン
急な資金が必要な人・時間に余裕がない人向け
返済期間 : 5年以内(60回)
返済方法 : 元利均等返済
必要書類 : 免許証・保険証・収入証明
担保・保証人 : 原則として不要
遅延損害金 : 20.0%
おまとめローン
100~700万円 即日融資可能
不動産担保ローン
安心の金利4.5%から 融資額1億円(1億円以上応相談)
返済期間 : 10年以内(120回)
返済方法 : 元利均等返済
必要書類 : 免許証・保険証・収入証明・登記簿謄本など
遅延損害金 : 20.0%
借換ローンなら現在の借入額が多くても申し込める
サンクスダイレクトの商品で特筆すべきは、貸金業法に基づく借換ローンです。
一般的なカードローンでは、年収の1/3の借入がある人は、総量規制の関係で新たに借り入れることができないとされています。
総量規制とは
総量規制とは個人の借入総額が、原則、年収等の3分の1までに制限される仕組みを言います。
総量規制の対象となる「個人向け貸付け」とは、個人がお金を借り入れる行為のことです。
サンクスダイレクトで否決してしまう6つの理由
サンクスダイレクトの通過基準が公開されていない以上、否決の理由は具体的に知ることができないでしょう。
審査落ち①虚偽の申し込みをした
サンクスダイレクトに申し込みをする際、嘘をついてしまうと審査に落ちてしまうでしょう。
しかし、消費者金融のサンクスダイレクトは膨大なデータを保有し、他社と情報共有も行っているため嘘を見抜きます。嘘が発覚すると否決してしまうでしょう。
申し込みや審査の際はここに注意
勤め先に関する虚偽は必ずバレます。これはすでに退職した勤め先を記載したり、架空の会社で申込んだりしても、嘘は必ずバレます。
審査落ち②収入が安定していない
サンクスダイレクトの審査では、申し込み者に安定収入があるか判断します。
判断材料は、主に申し込み時に申告する情報です。
- 勤続期間
- 雇用形態
- 業種/職種
- 会社規模
- 年収金額
なかでも特筆すべきは勤続年数です。
安定収入とは決まった金額を継続して得ていることを意味しています。
審査落ち③在籍確認の電話が繋がらないと否決になる
サンクスダイレクトの利用は「職についている」ことが条件です。
そのためサンクスダイレクトは申し込み者が本当に企業に在籍しているか確認するために、職場へ電話連絡を行います。
[su_note note_color="#fdeaee" text_color="#1b1b1b"]申告した電話番号が間違っていたり、嘘をついたりすると在籍確認は完了しません。在籍確認は、利用申し込み者が在籍しているのを確認できれば完了します。
つまり、同僚が「只今◯◯は席を外しています」と伝えるだけで確認はとれたことになります。
しかし、電話自体が繋がらないのであれば、確認のしようがないため在籍確認はいつまでたっても手続きは進まないでしょう。[/su_note]
審査落ち④信用情報がブラック化していると否決になる
確かにサンクスダイレクトは大手カードローンよりも柔軟な審査を行っているとされていますが、それでも返済で延滞した記録は5年間は保管されます。
したがってブラック化して1年そこらで申し込みをしても審査には通過しないでしょう。
信用情報とは
信用情報とは、クレジットやローンなどの信用取引に関する契約内容や返済・支払状況・利用残高などの客観的取引事実を表す情報です。
信用情報には、クレジットやローンなどを利用した際の契約内容や返済・支払状況(期日通りに返済・支払したかなどの利用実績)、利用残高などに関する情報が記録されており、新たにクレジットやローンなどの利用を希望する際にクレジット会社やローン会社などが皆さまの「信用力」を判断するための参考情報として確認しています。
審査落ち⑤他社借り入れが多すぎてもダメ
中堅消費者金融のサンクスダイレクトは、審査時に申込者の他社借入状況もチェックします。
したがって、借入件数や借入金額があまりにも多いと、返済不能な多重債務者になる可能性が高いとみなされ否決してしまいます。
審査落ち⑥申し込みブラックになっている
消費者金融のサンクスは他社と情報共有をおこなっているため、利用申し込み者が直近でカードローンに申し込んだ件数もわかります。
利用申し込み者が"直近1ヶ月以内に4社以上に同時申し込み"をしていると、否決の対象になります。
なぜなら同時申し込みをする人は「極度に金銭面で困っている人」と考えられ、返済能力の面で懸念があるためです。
なお、大きな6つの否決原因について情報をまとめましたが、以上の条件を満たしている場合でも状況によっては審査に落ちる可能性があるので注意してください。
サンクスダイレクトで否決された場合はどうすればいいの?
- 家賃の支払いができそうにない
- クレカの引き落とし前なのに金欠
- 今月の食費を捻出できない
上記のような状況で、サンクスダイレクトに否決しした人は別の解決策を考えてみてください。
サンクスダイレクトは中堅消費者金融であり、大手消費者金融に否決した人の駆け込み寺となっていますが、正規の消費者金融である以上審査はゆるくないと言えます。
準大手ならではの柔軟性がある
貸金業者のシェアは大手消費者金融がほとんどを占めていて、それをいくつかの中堅消費者金融が追うかたちになっています。
そのため中堅消費者金融は、新規顧客を獲得するために大手消費者金融で否決した人にも丁寧に対応して、信頼を得る必要があります。
これを審査が甘いと捉える人もいますが、中堅消費者金融もしっかりと審査基準をもっています。
ですから、中堅消費者金融のサンクスダイレクトは大手消費者金融で否決した人の受け皿となっている面はありますが、誰もが審査に受かるとは限りません。