他社借入がある人がキャッシング審査で注意すべきポイント
キャッシングの他社借入はどこまで記入すべき?
キャッシングの他社借入についてキャッシングカードローンに申し込むときに考えてしまうのが、
- キャッシングの他社借入とはどこまで書けばいいのか
- キャッシングの他社借入が多いと審査に影響しないのか
ですよね。
キャッシングの他社借入はどこまで記入すべきなの?何件までならOK?この記事ではキャッシングの申し込み先に分けて記入すべき他社借入とボーダーラインの解消方法をまとめています。#お金がない #カードローン #キャッシングhttps://t.co/IUa5aYvVVW
— 銭ラボ@お金を借りるラボ (@okanekarirulob) October 29, 2019
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※審査受付時間:平日9:00~18:00まで上記時間以外の申込については翌営業日以降のご連絡になります。
※審査の結果、希望に添えない可能性があるのであらかじめご了承ください。
そもそもキャッシングの他社借入とは
- そういえば車のローンがあった
- 住宅ローンはどうするのだろう
- 教育ローンは?
確かにキャッシング業者に申し込むのは初めてでも、既にローン組んでいることは多くの人が経験していることだと思います。
「申し込むなら少ない方がいいよね」などと考えてしまいそうですが、果たしてそれが虚偽の申告とならないのか。
キャッシングの他社借入に含まれるのはどこまで?
キャッシングの他社借入の記入欄には「貸金業者からの借入を記入してください」と注意書きがされていることが多いです。
銀行は貸金業者かというと銀行は銀行であって貸金業者ではありません。つまり、キャッシングの他社借入に銀行カードローンを書く必要ない、ということ。
そもそも銀行が行う貸付は総量規制の対象とならないため、キャッシング業者が契約する上限金額には含まれません。
以下のローンは他社借入には含まれないので注意してください。
総量規制対象外 |
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他社借入とは?奨学金は含むべき?
他社借入に市区町村が行っている奨学金や国が行っている日本学生支援機構は、貸金業者でしょうか?違いますよね。
ですので、借入件数に含める必要はありません。
他社借入とは?クレジットカードは含むべき?
他社借入について次にクレジットカードで考えなければいけないのは、クレジットカードの使い方としてショッピングに使うこと、キャッシングに使うこと、の2種類があるということ。
この内、総量規制に含まれるのはクレジットカードのキャッシングの部分だけです。ですからクレジットカードのショッピング枠のみで利用しているのであれば、割賦販売法が適用され、貸金業法は関係ありません。
しかし、ショッピングのみで利用しているのであれば、割賦販売法が適用され、貸金業法は関係ありません。
貸金業法が関係なければ、銀行貸付同様に総量規制が適用されることはありません。よってショッピングのみでクレジットカードを利用している場合は、キャッシングの他社借入や他社借入金額に利用残高を入れる必要はありません。
そのときは、金額は多少あやふやだとしても、借入に利用しているクレジットカードの件数を記入しておきましょう。
総量規制に関する部分は信用情報機関に照会することでわかってしまいます。正確な金額でなくても構いません。
ただし50万円借りているのに10万円や20万円と書いてしまうと、キャッシング業者にとって「お金の管理ができていないのではないか」と思われてしまい、審査に影響しないとは言えないので注意しましょう。
他社借入をそれぞれの申し込み先でまとめてみた
キャッシングの他社借入について、ここまでの状況をまとめてキャッシングでの借入の際、どこまでをキャッシングの他社借入として含むのかまとめていきたいと思います。
キャッシングの申し込み時に申告するもの ※件数、総額共に全て申告
- 金融会社からのキャッシング(アコムやアイフル、プロミスなど)
- クレジットカード会社や信販会社が発行しているローンカード
- クレジットカードのキャッシング枠を利用している場合(利用していない場合は不要)
キャッシングの申し込み時に申告しなくてもよいもの
- 銀行や信用金庫が発行しているカードローン
- クレジットカードのショッピング利用(一括払い・分割払いなどに関係なく)
- 住宅ローンやリフォームローン
- 自動車ローンやバイクローン
- 不動産担保ローンや証券担保ローン
- 事業者向けローンやビジネスローン
- その他(定期預金の担保融資や生命保険の契約者貸付など)
クレジットカードの申し込み時に申告する他社借入とは
クレジットカードの申し込み時に申告する借入件数と借入総額は、上記のキャッシングの申し込みの場合とほぼ同じとなり、無担保のキャッシングの利用状況について申告するようになります。
ただ、先ほどのキャッシングの申し込み時とは異なり、銀行や信用金庫が発行しているカードローンについてもクレジットカードの場合は全て申告するようになります。
つまり無担保で利用しているキャッシングについては、件数・総額共に全てキャッシングの他社借入として申告しなければならないということ。
以下の条件からクレジットカードの申し込みでキャッシングの他社借入として申告すべきものをまとまてみました。
クレジットカードの申し込み時に申告するもの ※件数、総額共に全て申告
- 金融会社からのキャッシング(アコムやアイフル、プロミスなど)
- 銀行や信用金庫が発行しているカードローン(無担保のキャッシング)
- クレジットカード会社や信販会社が発行しているローンカード
- クレジットカードのキャッシング枠を利用している場合(利用していない場合は不要)
クレジットカードの申し込み時に申告しなくてもよいもの
- クレジットカードのショッピング利用(一括払い・分割払いなどに関係なく)
- 住宅ローンやリフォームローン
- 自動車ローンやバイクローン
- 不動産担保ローンや証券担保ローン
- 事業者向けローンやビジネスローン
- その他(定期預金の担保融資や生命保険の契約者貸付など)
銀行系キャッシングの申し込み時に申告する他社借入とは
銀行系キャッシングの申し込み時に申告するキャッシングの他社借入とは、上記のクレジットカードの申し込みの場合とほぼ同じとなり、無担保のキャッシングの利用状況について申告します。
また先ほどと同じように、銀行系のカードローンも全て含めて申告をするようになるので、現在利用している無担保のキャッシングは全て合算して申告をします。
この条件でまとめると以下の通り。
銀行系キャッシングの申し込み時に申告するもの ※件数、総額共に全て申告
- 金融会社からのキャッシング(アコムやアイフル、プロミスなど)
- 銀行や信用金庫が発行しているカードローン(無担保のキャッシング)
- クレジットカード会社や信販会社が発行しているローンカード
- クレジットカードのキャッシング枠を利用している場合(利用していない場合は不要)
銀行系キャッシングの申し込み時に申告しなくてもよいもの
- クレジットカードのショッピング利用(一括払い・分割払いなどに関係なく)
- 住宅ローンやリフォームローン
- 自動車ローンやバイクローン
- 不動産担保ローンや証券担保ローン
- 事業者向けローンやビジネスローン
- その他(定期預金の担保融資や生命保険の契約者貸付など)
キャッシングの他社借入のボーダーライン
他社借入が何社までOKかという疑問には、基準が各社によって違うので一概には回答できません。
ただし、多くの会社では3社までがボーダーラインと言われています。他社借入4社になるとかなり厳しくなり、他社借入5社だとほぼ通らないとされているのです。
借入件数 | 担当者の評価 |
---|---|
1件 | 全く問題ない |
2件 | 返済状況が良ければ問題ない |
3件 | 要注意 |
4件 | 属性が良くない人は審査通過困難 |
5件以上 | 新規の借入はほぼ不可能 |
属性によって多少違いますが、借入本数に応じた担当者の評価は上の通りです。
カードローンの契約をしているだけで他社借入に入るの?
カードローンの契約はしているけれども、借金はしていないという人も中にはいると思います。
- 消費者金融のカードローンを契約しているけど、借入れはしていない
- キャッシング付きのクレジットカードを持っているけど使っていない
この場合は、借入れなしと判断されるケースが多いので、安心してください。つまり、複数社と契約していたとしても、借りていなければセーフです。
返済能力があれば複数申し込み5件以上も借入可能だが‥
返済能力が十分にあれば複数申し込みが5件以上でも借りることは可能と言われている理由は返済能力=年収にあります。
年収が1,000万円や2,000万円あれば総量規制枠を考えても300万円から600万円くらいまで借入することができるでしょう。現在の借金が150万円や250万円でも、余力十分なら新たに借入することも不可能ではありません。
申告するキャッシングの他社借入をごまかしたらどうなる?
申告するキャッシングの他社借入をごまかしたら借りやすくなるのか。
キャッシングやクレジットカードの申し込み、カードローンの申し込みでは、上記で記載した内容を正確に申告する必要があります。
もしかすると「適当に書いちゃえばいいんじゃないの?」と考えがちですが、各カード会社は申し込みを行う方の利用状況については全て把握しています。
また、嘘の申告をして申告した内容と実際の利用状況があまりにもかけ離れている場合、審査が不利になるケースもあります。
特に借入件数や借入総額が多いと、すぐに断られてしまうのではないかということで、何とかごまかそうとして実際の利用よりも少なく申告するケースがあります。
ですがキャッシングの他社借入や他社の借入総額は調べればすぐにわかります。
個人信用情報機関と取引履歴が保管される期間
個人信用情報機関は、以下の3つがあります。
主にJICCが消費者金融、CICがクレジットカード、KSCが銀行の信用情報を管轄していますが、3社はCRINと呼ばれる相互交流ネットワークで情報共有をしているので、ローンやクレジットカードの申込時には全ての信用情報が参照されると思ったほうが良いです。
各信用情報機関に加盟する会員会社は、相互交流ネットワークを通じて他の信用情報機関に登録されている特定の信用情報を利用することができます。
これにより消費者の信用力に応じた適正な信用供与が可能となり、過剰貸付を未然に防止する役割を果たしています。
個人信用情報機関に保管される情報と取引履歴の保存期間は以下のとおりです。
JICC | CIC | KSC | |
延滞の有無・発生日 | 延滞解消から1年 | 延滞解消から5年 | |
---|---|---|---|
自己破産 | 5年 | 10年 | |
個人再生 | 5年 | 登録されない | 10年 |
任意整理 | 5年 | 登録されない | |
申込 | 6ヶ月 | ||
契約・借入・返済 | 5年 |
こういった申し込み内容だと、審査に通ることが非常に難しくなるので、キャッシングの他社借入や借入総額は全て正直に申告することをおすすめします。
キャッシングの他社借入額・他社借入件数が多いならならおまとめローンの検討を
キャッシングの他社借入が多い、または他社借入額が多いならおまとめローンの検討をしましょう。新規で融資の申込をするなら、他社借入件数が3件が4件がマックスです。
他社借入5件となると、まともなところはどこも新規でお金を貸してくれません。仮に、融資してくれるところがあったとしても、ヤミ金である可能性が大なので利用しない方が無難です。
他社借入5件で自己破産してしまうとクレジットカードを持てなくなったり車の買い替えがむずかしくなります。
自己破産せずに、全額返済するなら方法は1つしかありません。それは複数の借り入れを1つにまとめる「おまとめローン」を利用すること。
複数社のフリーローンをおまとめローンに切り替えるという方法を取ることで、0から冷静に返済について前向きに考えることができますよ。
- カードローン利用が初めての場合、複数同時申し込みで審査が厳しくなる可能性がある
- 信用情報に問題があると審査が厳しくなる可能性がある
- 既に利用しているカードローンがある場合、増額申し込みをするのも一つの手
- 複数申し込みをすると「申し込みブラック」になる可能性がある
- 借り入れ理由によっては、借り換え・おまとめローンの利用を検討すべし