プロミスの金利の推移とは
プロミスの金利推移を調べてみた
現在のプロミスの実質年率は「4.5%~17.8%」とっています。ご利用状況やご利用金額により個人差がありますが、上限金利でも17.8%となっています。
消費者金融 | 金利 | 限度額 |
---|---|---|
プロミス/プロミスレディース | 4.5~17.8% | 500万円 |
アコム | 3.0~18.0% | 800万円 |
SMBCモビット | 3.0~18.0% | 800万円 |
アイフル | 4.5~18.0% | 500万円 |
ノーローン | 4.9~18.0% | 300万円 |
プロミスの「4.5%~17.8%」という金利を高いと判断するか、低いと判断するかは個人によって違うと思いますが実は過去の金利と比べれるとプロミスの金利の推移はだいぶ低くなっていることが分かります。
プロミスの金利は以下のように推移している
- 1984年=39.5%
- 1987年=36.5%
- 1988年=32.0%
- 1989年=29.2%
- 1995年=25.55%
- 現在=17.8%
以前の消費者金融には、「出資法」と「利息制限法」という2つの法律があり、どちらの法律を前面に打ち出すかによって上限金利が大きく違っており、このような事態を「グレーゾーン金利」と呼んでいました。
それが、金利を明確化することを目的として法律の改善が行われ、現在の金利となりました。
プロミスとその他消費者金融の金利の推移
参考:金融庁ウェブサイト
利息制限法の改定で上限金利が20.0%になるまでの推移
- 00年代:自己破産者と自殺者急増が社会問題に
- 2006年:最高裁裁判でみなし弁済が否定される→過払い金請求の加熱
- 2010年:改定貸金業法の施行→上限金利が20.0%に定められる
この頃の時代は上限金利が2001年に29.2%に下がったにも関わらず、世間的には多重債務による自己破産者や自殺者の急増が社会問題になっていました。
武富士弘前支店強盗殺人・放火事件もこの時期で、消費者金融が身近になってしまったからこそ多重債務に苦しみ、借金返済できない人が急増していたのです。
プロミスの金利の推移(まとめ)
現在のプロミスの実質年率は4.5%~17.8%となっていますが、上限金利の金利推移を見ると、以下のように推移しています。
- 1985年:39.5%
- 1987年:36.5%
- 1988年:32.0%
- 1995年:25.55%
- 2010年:20.0%
- 2017年:17.8%
30年前の金利が39.5%ですので、現在の2倍以上の金利となっています。
以前は利息制限法と出資法という2つの法律で上限金利が異なり、俗に言うグレーゾーン金利の範囲で金利が設定されていましたが、2010年に貸金業法や出資法が改正されたことに伴いグレーゾーン金利が撤廃されました。
それにより2010年に20%となり、さらに現在の17.8%という金利に落ち着いています。
ただし、低金利の銀行系カードローンが拡大しているので、大手消費者金融も追随して15%程度の上限金利となる可能性はあります。