プロミスの繰り上げ返済で利息を抑える【返済方法まとめ】
プロミスでお金を借りる場合、利息の支払いが大変になることもあるでしょう。なるべく利息を抑え、総返済額を減らしたい場合は、手元にまとまったお金が入った場合「繰り上げ返済」を視野に入れてみましょう。
そもそもプロミスは繰り上げ返済できるの?
プロミスで繰り上げ返済する方法
一括返済の場合は日によって必要な返済額が変わるので、インターネット返済以外ではプロミスコールに電話して返済額を確認する必要がありますが、一括返済以外(繰り上げ返済)なら好きな金額を返済することができます。
プロミスのインターネット返済で繰り上げ返済する方法
プロミスで繰り上げ返済するには、インターネット返済が便利です。インターネット返済は会員サイト上から24時間いつでも手数料無料で瞬時に返済できる返済方法です。
プロミスのインターネット返済では、返済金額指定の画面で「一部返済」「全額返済」「金額指定返済」を選択します。
繰り上げ返済するには、金額指定返済をしてその月の返済とは別に金額を指定して返済していきます。一部返済はその月の返済額を返済する返済方法で、全額返済は名前の通り借りているお金を一括返済する返済方法です。
インターネット返済の場合は、金額指定後に返済に利用する金融機関を選択して、その金融機関のインターネットバンキングのログイン画面に進みます。
ログインをして金額などを確認して振込実行をクリックすると返済が即時に完了します。繰り上げ返済はとても簡単で1分ほどで完了します。
ATMで繰り上げ返済する方法
プロミスで繰り上げ返済を行う時には、ATMで返済を行うことも可能です。
ATMで返済を行うときも、インターネット返済のときと同様、「金額指定」を選択し、自分が返済できる金額を指定して返済することになります。
振り込みで繰り上げ返済する方法
プロミスで繰り上げ返済をする方法として、振込みで返済する方法もあります。振り込み返済の場合は、銀行からプロミスあてに返済を行う方法になります。
しかし、銀行振り込みの場合は、振込金額に応じて振込手数料が徴収される場合がほとんどのため、銀行振り込みを選択するメリットはあまりありません。
また、銀行の場合は平日15時までの営業がほとんどで、ATMに関しても17時までしか使用することができないため、プロミスへ繰り上げ返済を行う際には、インターネット返済か、ATMでの返済がおすすめになります。
プロミスで繰り上げ返済したことによる利息の削減効果
プロミスで繰り上げ返済すると利息が減るということはなんとなくわかっても、具体的に繰り上げ返済するとどれくらい利息が減ることになるのかイメージがわかない人も多いと思います。
仮に金利17.8%で30万円借りていた時、最低返済額11,000円で完済するまでにかかる期間は36ヶ月で総返済額は387,289円、支払う利息は87,289円になります。
これを返済6ヶ月目で10万円繰り上げ返済すると、完済までにかかる期間は23ヶ月に短縮され、総返済額は約346,784円となり、支払う利息は46,784円まで減ります。
繰り上げ返済しなかった場合と比べると、40,505円も差が出ることになり、この40,505円が繰り上げ返済したことによる利息削減効果といえます。
繰り上げ返済のシミュレーション
ここで、実際に繰り上げ返済をした時のシミュレーションをしてみます。
例として、5万円を利息17.8%で借入し、月々の返済を最低返済額の2000円にした場合と、4,000円、6,000円、8,000円、1万円の繰り上げ返済をした場合を比較します。
5万円の借入の返済シミュレーション
月々の返済額 | 返済回数 | 利息 | 総支払額 |
---|---|---|---|
2,000円 | 36回 | 12,923円 | 62,923円 |
4,000円 | 14回 | 5,704円 | 55,704円 |
6,000円 | 9回 | 3,762円 | 53,762円 |
8,000円 | 7回 | 2,870円 | 52,870円 |
10,000円 | 6回 | 2,345円 | 52,345円 |
上記の表を見ると、繰り上げ返済をし、返済額を高くするほどに利息と支払総額が抑えられることがわかります。
手持ちのお金に余裕がある時はなるべく高額の繰り上げ返済をし、早い完済を目指しましょう。
プロミスの繰り上げ返済に利用できる提携ATM
金融機関 | 手数料 |
---|---|
三井住友銀行ATM | 無料 |
・ゆうちょ銀行ATM※ ・イーネット(E-net) ・ローソン銀行 ・セブン銀行 | <取引額:1万円以下> 110円 <取引額:1万円超> 220円 |
※親和銀行、八十二銀行、広島銀行は借入のみ
※ゆうちょ銀行の利用には、web明細に登録しておく必要があります。
ただし、三井住友銀行以外の提携ATMは、利用手数料がかかってしまいます。
利用金額 | 借入時の手数料 | 返済時の手数料 |
---|---|---|
10,000円以下 | 110円 | 110円 |
10,000円超 | 220円 | 220円 |
一見たいしたことのない金額に思えますが、毎月のこととなると話は別です。
これはキャッシングするときにも言えることですが、少しでも利息を節約したいなら、「100円でももったいない」という意識を持つのが大切です。
プロミスで繰り上げ返済するときの注意点は?
プロミスで繰り上げ返済を行うとさまざまなメリットがありましたが、反対にプロミスで繰り上げ返済を行う時にはどのような注意点があるのでしょうか。
プロミスで繰り上げ返済を行うときの注意点について解説していきます。
繰り上げ返済で手元のお金が減る
プロミスで繰り上げ返済を行うと当たり前ですが手元のお金は減ります。
繰り上げ返済を行うということは、予定していた返済金額よりも多くのお金を返済に充てることになるので、手元のお金が減ってしまうことになってしまうのです。
繰り上げ返済しても最低返済金額は変わらない
プロミスで繰り上げ返済を行っても、最低返済金額は変わりません。
繰り上げ返済を行い元金が減っていくと、毎月返済する「最低返済金額」も減っていくと勘違いしてしまう人もいますが、たとえ元金が減っても最低返済金額は変わりません。
最低返済金額が5000円だった場合は、完済まで最低返済金額は5000円のままになります。元金が減った分は最低返済金額ではなく、「返済期間」が短くなることになります。
毎月の最低返済金額が苦しいから、繰り上げ返済をして最低返済金額を減らしたいという考えの人は、注意が必要になります。
プロミスで繰り上げ返済を利用する方法(まとめ)
プロミスの繰り上げ返済を行う方法や、繰り上げ返済を行うメリットや注意点などについて解説しました。
プロミスでは繰り上げ返済を行うと、どんどん元金が減り、その分利息を支払う金額も減るのでお得です。また、返済期間も短くなるので、精神的にもメリットがあります。