プロミスの会社概要
商号 | SMBCコンシューマーファイナンス株式会社 |
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設立 | 1962年(昭和37年)3月20日 |
創業者 | 神内良一 |
資本金 | 140,737百万円 |
株主 | 株式会社三井住友フィナンシャルグループ 100% |
事業内容 | 貸金業・保証業 |
店舗等(2018年3月データ) |
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プロミスは、主に個人向け無担保融資を取り扱う業界最大手の消費者金融です。
三井住友銀行という三大メガバンクの一つを中心としたグループには日本を代表するような有名企業が揃っています。
子会社化されたことで、三井住友というネームバリューやグループに銀行があるという大きな信頼を獲得し、これまで以上に認知度・人気を高めることに成功しました。
プロミスの会社概要を紐解く~歴史は1962年から始まった~
プロミスは1962年3月の設立以来、「庶民金融の理想を追求し、その限界に挑戦する」という創業精神の元、生活や暮らしの変化に合わせて利便性・安全性の高い個人向けローン商品を開発し、お客さまの多様な資金ニーズに迅速にお応えできる金融サービスを提供しています。
海外事業は1989年に台湾で始まり、1992年に当社初の海外における消費者金融業の現地法人としてプロミス香港を設立しました。2004年にはプロミス香港で培ってきた実績をもとにプロミスタイランドを設立し、その後、中国本土の7都市に現地法人を設立しています。
SMBCコンシューマーファイナンスの沿革
プロミスの会社概要をここからは実際に紐解いてみましょう。
1962年3月 | 大阪市で関西金融を設立 |
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1963年2月 | 関西プロミスに商号変更 |
1963年4月 | PC(プロミスチェック)システムにより消費者金融業を開始 |
1974年6月 | 業界初のコンピュータシステムを稼働 |
1980年1月 | プロミスに商号変更 |
1983年8月 | 業界初の自動与信システムを稼働 |
1992年7月 | 香港にてPROMISE(HONG KONG)を開業 |
1996年9月 | 東京証券取引所の市場第一部に上場 |
2004年6月 | SMBCグループと広範な業務提携および資本提携で合意 |
2005年10月 | タイにてPROMISE(THAILAND)を開業 |
2010年7月 | 中国・深圳市にてPROMISE(SHENZHEN)を開業 |
2011年5月 | 中国・瀋陽市にてPROMISE(SHENYANG)を開業 |
2012年3月 | 上場廃止 |
2012年7月 | プロミスをSMBCコンシューマーファイナンスに商号変更 |
2014年3月 | モビット(現:SMBCモビット)を完全子会社化 |
2017年12月 | モビットをSMBCモビットに商号変更 |
プロミスの会社概要では1962年からとなっていますが、プロミスのように50年以上も歴史が続いている貸金業者は多くありません。
多くの貸金業者は、2000年に実施された上限金利の引き下げや、2012年に実施された改正貸金業法による融資額の制限によって倒産しています。
実際、2017年に金融庁が発表した『貸金業者数の推移等』では、「2002年と比較した場合、2017年に貸金業を営んでいる会社の数は約16分の1にまで減っている」という結果が出ています。
プロミスにとっても過払い金請求はかなりのダメージとなり、単独での会社の存続が難しくなるほどでしたが、SMBCグループの一員だったことから同持ち株会社の完全子会社になることで、経営を立て直すことに成功しました。
かつての関連会社
- アットローン株式会社(50%出資子会社、三井住友銀行との合弁)
- 株式会社パルライフ - 2007年3月からカーコンビニ倶楽部の親会社になっている。
- タンポート(旧ぷらっと→クオークローン、100%子会社) - 2009年4月からネオラインキャピタルの子会社になっている。
- サンライフ(100%子会社) - 2009年4月からネオラインキャピタルの子会社になっている。なお、現在の法人は同年7月に旧法人(ネオラインホールディングスに社名変更)から会社分割で新たに設立されたものである。
- 三洋信販株式会社(朝日エンタープライズを介して、100%間接保有)
引用:「SMBCコンシューマーファイナンス」Wikipedia
SMBCモビットとの住み分け
プロミス、SMBCモビットは共に同じ消費者金融なので、自然と顧客を取り合うことにもなってしまいますが、SMBCモビットはスマホやネットからの利用に特化したサービスの提供に力を入れており、どちらかと言えば若年層向けのキャッシングサービス会社だと言うことができます。
プロミスでもそのようなサービスを行っていないこともありませんが、そういったサービスはなるべくSMBCモビットに任せて、総合的な消費者金融として営業を行っていると見ることができます。
プロミスの会社概要と信頼性(お金を借りるのが不安な人へのまとめ)
プロミスの会社概要をまとめてきましたが、プロミスはSMBCコンシューマーファイナンスと改称してからも、プロミスというブランド名でキャッシングサービスを行っています。
現在大手消費者金融と呼べるのは、このプロミスとアコム、そしてアイフルの3社だけです。
この中でアイフルだけは現在でも特定の銀行のグループには所属しない独立系の消費者金融として営業を行っていますが、やはり大手の銀行のグループに所属しているプロミスとアコムが抜けた存在で、この2社はここ数年、業界1、2を争っています。
2016年の営業実績では、プロミス(SMBCモビットも含む)アコムの2社は営業利益が2000億円を超えており、共に3位のアイフルの約900億円に2倍以上もの差を付けています。
この3社の力関係は今後もそのまま続くものと思われます。