アイフルのおまとめローン・借り換えローンのメリット・デメリット
他社借り入れを、ひとつにまとめて返済をシンプルにするおまとめローン・借り換えローン。
アイフルは、この「おまとめローン・借り換えローン」にも対応している大手の消費者金融です。
他のカードローン会社には、なかなかありそうで無いサービスであるおまとめローン・借り換えローンですが、他社借り入れがいくつかあり「返済をもう少しシンプルにしたい!」という人に、ぜひともオススメです。
アイフルのおまとめローン・借り換えローンとは
「おまとめローン・借り換えローン」とは、複数の借り入れを、ひとつの借り入れにまとめることを指します。
一か月に3社に返済しなければならず、返済日や返済額の管理も大変で、精神的にもつらいものがあります。
そこで、このA社、B社、C社の借金を、すべてアイフルに一本化してしまうと
- 借り入れが1社だけになる
- 毎月の返済額が少なくなる
- 毎月の返済日や金利もわかりやすくなる
- 返済計画が立てやすくなる
といったお金を借りるメリットがあります。
- 多重債務で月々の返済が苦しい
- 総量規制ギリギリでもうどこからも借りれない
という人におすすめの商品となっています。
「おまとめMAX」と「かりかえMAX」の違いは?
アイフルには前提として「おまとめMAX」と「かりかえMAX」という2つのおまとめローン・借り換えローンサービスがあります。
「おまとめMAX」「かりかえMAX」サービス内容
商品名 | おまとめMAX | かりかえMAX |
---|---|---|
申込資格 | 満20歳以上で安定した収入がある | 満20歳以上で安定した収入がある |
アイフルを利用したことがある | アイフルを初めて利用する | |
金利(年率) | 12.0~17.5% | 12.0~17.5% |
限度額 | 800万円 | 800万円 |
返済期間(回数) | 最長10年(120回) | 最長10年(120回) |
遅延損害金 | 20.0%(実質年率) |
「おまとめMAX」と「かりかえMAX」の違いは申し込み資格です。「おまとめMAX」はアイフルを利用したことがある人、「かりかえMAX」はアイフルをはじめて利用する人が申し込むことができます。
アイフルのおまとめローン・借り換えローンの契約対象となるもの
おまとめローン・借り換えローンの対象となる主な債務は以下の通りです。
- 消費者金融からの借入
- 銀行から借入(無担保ローン・カードローン)
- クレジットカードのショッピング枠
- クレジットカードのキャッシング枠
- 街金からの借入
おまとめローン・借り換えローンでまとめられる債務は、カードローンやクレジットカードといった無担保ローン(金銭取引のみのローン)です。
アイフルでおまとめローン・借り換えローンでお金を借りるメリット
アイフルのおまとめローン・借り換えローン(おまとめMAX・借り換えローン)でお金を借りるにはどのようなメリットがあるのでしょうか。一つ一つ見ていきましょう。
アイフルはおまとめローン・借り換えローンで借り入れが一本化出来る
アイフルのおまとめローン・借り換えローン(おまとめMAX・借り換えローン)ですが年収の年収の3分の1を超える借り入れも行うことが出来ます。
貸金業法には、総量規制といったものがあり"年収の3分の1を超える借り入れはできない"としているものなのです。
総量規制とは、消費者金融などの貸金業者が個人に融資をする場合、年収の3分の1以上の融資を禁止する法律のことです。
総量規制とは個人の借り入れ総額が、原則、年収等の3分の1までに制限される仕組みを言います。
総量規制の対象となる「個人向け貸付け」とは、個人がお金を借り入れる行為のことです。
ただし、個人が事業用資金として借り入れれる場合は、原則として総量規制の対象とはなりません。
しかし、いくつか例外があります。
こちらのローンは年収の3分の1を超えるローンをまとめて利用することも可能となっているので、多額な借金を抱えている、という人に適しているサービスを実施しています。
月に複数回あった返済日が1回に限定される
幾つもの業者から借り入れていると、その業者ごとの返済日があります。
5社から借り入れていたら、月に返済回数が5回になってしまいます。
アイフルのおまとめローン・借り換えローンを利用すれば、月の返済回数は1回に限定されます。
返済の手間が圧倒的に少なくなるのです。返済に追われている、といった感覚から逃れることもできるわけです。
アイフルのおまとめローン・借り換えローンは毎月の返済額と返済総額が減少する
返済期間を長く設定したり、設定実質年率が低くなったりすることによって月々の返済額を減らすことができます。
A社、B社、C社の3社で借り入れをした例とアイフルでおまとめした例
A社 | B社 | C社 | |
---|---|---|---|
借り入れ残高 | 500,000円 | 700,000円 | 800,000円 |
金利(実質年率) | 18.0% | 18.0% | 18.0% |
返済期間 | 5年 | 5年 | 5年 |
毎月返済額 | 12,696円 | 17,775円 | 20,314円 |
返済総額 | 761,781円 | 1,066,488円 | 1,218,864円 |
合計毎月返済額 | 50,785円 | ||
合計返済総額 | 3,047,133円 |
借り入れ残高 | 2,000,000円 |
---|---|
金利(実質年率) | 15.0% |
返済期間 | 5年 |
毎月返済額 | 48,000円 |
返済総額 | 2,842,747円 |
さらに適用される実質年率が下がることによって、返済総額が抑えられるといった特徴も抑えておかなければなりません。
おまとめローン・借り換えローンに借り換えることで借金を一本化しようとする人は、同じ多重債務者であっても、将来に向けた真剣な意思があります。
その悲願を一日でも早く実現させることができるアイフルは、多重債務者の方にとって救いの神と言えるかもしれません。[/su_note]
アイフルのおまとめローン・借り換えローンでお金を借りるデメリット
アイフルおまとめローン・借り換えローンには様々なメリットがありますが、お金を借りる上でデメリットもあります。アイフルの注意点についてそれぞれ説明していきます。
アイフルのおまとめローン・借り換えローンは追加借り入れはできない
アイフルのおまとめローン・借り換えローンにもデメリットはあります。
今までカードローンを利用していて、お金が足りない時には消費者金融などのカードローンを利用していたかもしれませんが、おまとめローン・借り換えローンはアイフルの増額を含め基本どこも追加融資はないので注意してください。
おまとめローン・借り換えローン中の追加借入は契約違反
おまとめローン・借り換えローンは返済専用ローンなので、アイフルで新たに追加借入をすることはできません。また、おまとめローン・借り換えローン中の新規他社借入は契約違反ですので、追加借入することはできません。
アイフルや他社で新たに借入をできるようになるのは、おまとめローン・借り換えローンを完済してからになります。もし、追加借入をしたい場合は、通常のアイフルカードローンに申込みましょう。
総量規制を超える他社借入金額になっている場合、アイフルのカードローンに申し込んでも審査に落ちてしまいます。
それでも申込むと、逆にアイフル側からおまとめローン・借り換えローンの利用を勧められる場合もあります。
ただし、総量規制を超えていなければ借入ができる可能性があります。急な入用で必要になった場合は無利息期間のあるカードローン会社を利用しても良いでしょう。
他社解約が条件の場合もある
しかし、他社のおまとめローン・借り換えローンでは、他社解約をしなければ契約違反になる場合があります。アイフルのおまとめローン・借り換えローンでは強制されませんが、解約をするようにすすめられます。
基本的にはおまとめして完済した他社は解約しておきましょう。
アイフルの金利や利用限度額は?
アイフルの融資限度額
まずは利用限度額についてですが、下限は定められていませんが、上限は800万円までとなっています。
有名どころの消費者金融が行っているおまとめローン・借り換えローンの中でも融資限度額が800万円までと高額なのは、アコムとアイフルとSMBCモビットです。
逆に少額過ぎると断られると言う声をちらほらと見ましたので、本当に高額債務者向けのようです。
会社名 | 商品名 | 融資限度額 |
---|---|---|
プロミス | おまとめローン・借り換えローン | 300万円まで |
アコム | 借り換え専用ローン | 800万円まで |
アイフル | かりかえMAX | 800万円まで |
アイフル | おまとめMAX | 800万円まで |
アイフルの貸付金利
アイフルの貸付金利については、12.0~17.5%となっていますがどこまで金利が引き下がるのでしょうか。
仮にA社から金利18.0%で50万円、B社から金利18.0%で50万円の合計100万円を2社から借り入れしているとします。
消費者金融では、貸金業法によって貸付金額が10万円以上100万円未満の場合には上限金利が18.0%と決まっていますが「100万円以上の貸付に関しては上限金利を15.0%にする」と法律で定められています。
このA社とB社から借り入れしている金額を、アイフルのおまとめローン・借り換えローンを利用して一つにまとめると貸付金額が100万円以上になり、上限金利が15.0%まで下がります。
この場合おまとめをする前より金利が下がるので、金利負担が減り、月々の返済額も少なくなります。
会社名 | 商品名 | 金利 |
---|---|---|
アコム | 借り換え専用ローン | 7.7%~18.00% |
アイフル | かりかえMAX | 12.00%~17.50% |
アイフル | おまとめMAX | 12.00%~15.00% |
プロミス | おまとめローン・借り換えローン | 4.5%~17.80% |
さらに返済期間については最長で10年間(120回)となっているために、1ヶ月あたりの返済金額にも余裕を持つことが出来るのも特徴的です。
以下は、アイフルのおまとめローン・借り換えローン返済シミュレーションです。
アイフルおまとめローン・借り換えローン「返済シミレーション」
借り入れ金額 | 実質年率 | 返済回数 | 月返済額 |
---|---|---|---|
100万円 | 13.0% | 36回 | 33,694円 |
200万円 | 13.0% | 48回 | 53,655円 |
300万円 | 13.0% | 60回 | 68,259円 |
※金利は13.0%で計算、返済回数は金額に応じて
アイフルのおまとめローン・借り換えローンの審査申し込みの条件は?
アイフルのおまとめローン・借り換えローンの審査や申し込みについて見ていきましょう。
年齢について
- 最低利用可能年齢・・・20歳
貸付対象者に「満20歳以上で定期的な収入と返済能力がある方」とあるため、パートやアルバイトの方でも利用することができます。
保証人と担保について
- 保証人・・・原則不要
- 担保・・・原則不要
アイフルのおまとめローン・借り換えローンでは保証人と担保については不要、としています。
また、担保になるような不動産を持っていなかったとしても利用できます。
アイフルのおまとめローン・借り換えローンの審査申し込みの流れ
アイフルのおまとめローン・借り換えローンの審査の申し込みは前述した通り、パソコン、ケータイ、アイフル 電話申し込みの3つの申込方法より都合に合わせて選べます。
パソコンなら24時間365日公式ホームページで受け付けています。
- 朝9時から夜21時まで
- 0120-626-333
申し込みを受けたアイフルでは受付時間内ならすぐに審査に移ります。
ただしアイフルのおまとめローン・借り換えローンはフリーローン(カードローン)とは違い3営業日以上の時間がかかることも珍しくないようです。
新たにお金を貸すわけでなない、おまとめは急ぎで回答が必要なローンではないため審査時間は比較的ゆったりとしています。
おまとめローン・借り換えローンの審査申し込みに必要な書類
- 免許証
- 保険証
- 所得証明書類
免許証と保険証に関しては、本人確認書類としての取り扱いとなり、所得証明書類に関しては、この書類を見て「貸し出すか」「貸し出さないか」の判断をします。
所得証明書類ですが、給与明細書でも対応してもらえます。給与明細書の場合は、直近2ヶ月から3ヶ月分のものが必要になるので、事前に準備しておきましょう。
アイフルのおまとめローン・借り換えローンの審査から融資までのやり方
アイフル おまとめローン・借り換えローンの申し込みは24時間可能!
申し込みはウェブ・電話どちらからでも行うことが可能です。
Webの場合は24時間365日、自由なタイミングでじっくりと情報を記入できるため電話だとちょっと不安…という人はインターネット申し込みを選択するのがおすすめです。
- アイフル電話番号
- 0120-626-333(おまとめ専用ダイヤル)
そのあと電話連絡がきて返済計画を相談し、審査が行われます。審査結果の連絡が来た後、契約手続きをおこなう契約日を決定し、その日に後述の必要書類を提出して契約完了となります。
アイフルではおまとめローン・借り換えローンも在籍確認審査はあるの?
アイフルでも他の業者と同様、在籍確認があるケースがほとんどです。
信用情報が非常に良好であったり過去に取引があった場合など、非常に良客であると判断された場合はこの限りではないケースもありますが、原則として勤務先への電話連絡で在籍を確認することになります。
アイフルのおまとめローン・借り換えローンで審査落ちするのはこんな人
- 現在他社延滞中
- 現在債務整理中、自己破産中
- 無職
- 申し込みブラック
- 虚偽申告
信用情報を取得すれば、半年の間にいつ何件申し込んだのか?が一目瞭然です。
問い合わせが多いということは、
- 他も申し込みをしている
- 多重債務者になる恐れあり
ということになります。
特に同日での申し込みは、他社も審査中ということです。
過去の申し込みが多い場合も、原因があって契約できていない、という不安材料にもなります。
また、申し込みの際に自分をすこしでも良く見せようと年収を多く入力したり、他社件数の申告を「なし」で入力することは、お金を借りる時に嘘をついているとみなされNGです。
アイフルのおまとめローン・借り換えローンは審査落ちの電話連絡も来る?
アイフルは審査落ちの場合、電話、もしくはメールが届きます。
ただしアイフルのおまとめローン・借り換えローンはフリーローン(カードローン)とは違い3営業日以上の時間がかかることも珍しくないようです。
新たにお金を貸すわけでなない、おまとめは急ぎで回答が必要なローンではないため審査時間は比較的ゆったりとしています。
借り入れ先への返済方法は?
借り入れ先への返済方法についてですが、この時無事に契約が完了すると手数料などなくアイフルが契約者名義で各借り入れ先に振込で全額返済を行ってくれます。
この手続きを、利用者が自分で行うのが一般的ですが、アイフルでおまとめした場合、アイフル側がやってくれるのです。
これは融資したお金を借り換えではなく別の目的に利用されてしまうことを防ぐため、という理由があります。
他社でのおまとめローン・借り換えローンでは、残念なことにおまとめローン・借り換えローンの審査に通って契約ができてもその資金の一部を返済以外のことに利用してしまう人もいます。
資金を借り換え以外に利用することは立派な契約違反。発覚すればローンの契約が解除され一括返済を求められる可能性もあるのです。
ですが、アイフルのおまとめローン・借り換えローンなら、アイフル側がこの返済手続きを行ってくれるので、つい使い込んでしまうという心配がありません。
アイフルのおまとめローン・借り換えローンをオススメしたい人
- 多数の企業から借りている人
- すでにアイフルを利用していて金利を低くしたい人
アイフル おまとめローン・借り換えローン(概要)
貸付対象者 | 満20歳以上の定期的な収入と返済能力を有する方で当社基準を満たす方 |
---|---|
貸付利率 | 3.0%~17.5%(実質年率) |
遅延損害金 (賠償額の元本に対する割合) | 20.0%(実質年率) |
契約限度額又は貸付金額 | 1万円~800万円 |
返済方式 | 元利定額返済方式 |
各回の返済金額 | 毎月決められた固定金額(ただし、初回と最終回は異なる場合があります。) |
返済期間及び返済回数 | 最長10年(120回) |
担保・連帯保証人 | 担保…不要 連帯保証人…不要 |
必要書類 |
|
- ご融資額はお申込時の借換え対象となるローン残高(元本)の範囲内に限ります。
- おまとめローン・借り換えローンは、総量規制の例外とされる(年収の1/3を超える)お借り入れれが可能です。
- おまとめローン・借り換えローンは、ご返済のみで追加のお借り入れれはできません。